環境適合バナジウム系低融点ガラス「Vaneetect」を量産開始
環境適合バナジウム系低融点ガラス「Vaneetect」を量産開始
−耐湿・耐水性等の信頼性に優れ、大気・窒素・真空での低温封止が可能−
日立化成工業株式会社(本社:東京、執行役社長:田中 一行、資本金:155億円)はこのたび、モバイル機器等に多く使用される水晶デバイスや圧力センサーといった電子部品向けに、耐湿・耐水性等の信頼性に優れ、大気・窒素・真空いずれでも400℃以下の低温気密封止が可能な環境適合バナジウム系低融点ガラスVaneetect(バニーテクト)を製品化し、4月より量産を開始します。現在、国内外でサンプルワークを進めており、お客さまに一部採用され始めました。今後のAV・OA機器、モバイル機器等の周辺材料市場の拡大に合わせ、2015年度年間売上高20億円を目指します。
近年、AV・OA機器に加え、スマートフォンや、タブレットPCといったモバイル機器の伸長と、車の電子化に伴い、水晶デバイスや加速度、圧力等を測定するセンサーといった電子部品の需要が増加しています。これらの多くは、400℃を超えると素子や金属材の熱劣化が起こるため、鉛、フッ素を含む低融点ガラスや、高価な金−スズはんだ等を用いて400℃以下で気密あるいは真空で封止されています。しかし、従来の低融点ガラスは、耐湿、耐水性等の信頼性を低下させるほか、フッ素が揮発しやすいことから、電子部品の品質を向上する真空封止に適用できませんでした。これらの背景から、400℃以下で真空封止可能で、小型高性能、高信頼性、低環境負荷および低コストの要求を満たす新規封止材料が求められていました。
そこで日立化成工業株式会社は、株式会社日立製作所との共同研究により、従来、層状であるガラス構造を、添加剤を加えることによって、三次元網目構造へ変化させ、その網目構造の隙間にイオン半径の大きい元素や、低融性の元素等を多数導入させることで、耐湿・耐水性等の信頼性および、ガラスの低融点化を実現した環境適合バナジウム系低融点ガラスVaneetectを開発し、この度、製品化しました。本製品は、鉛、フッ素等を含まずに400℃以下の低温で大気・窒素・真空のいずれでも封止が可能な上、主原料のバナジウムはバナジウム廃棄物を資源として活用できることから低環境負荷・低コストを実現しました。本製品は、ガラス、セラミックス、金属などさまざまな基材に接着が可能です。現在、すでにお客さまに一部採用されており、4月より量産を開始します。なお本製品は、日立環境財団、日刊工業新聞社主催の第38回環境賞において優秀賞を受賞しました。
現在、さらなる低融点化に向けて開発を進めているほか、本製品を、エレクトロニクス関連の各種接着用途としても展開を図っています。日立化成工業株式会社は、水晶デバイスや、センサーといった需要の高まっている電子部品向けに、売上の拡大に注力し、2015年度年間売上高20億円を目指します。
本製品は、2012年2月15日(水)から17日(金)まで開催される「第11回 国際ナノテクノロジー総合展」(東京ビッグサイト東4ホール 日立ブースNo.B-05)」に展示します。
−耐湿・耐水性等の信頼性に優れ、大気・窒素・真空での低温封止が可能−
日立化成工業株式会社(本社:東京、執行役社長:田中 一行、資本金:155億円)はこのたび、モバイル機器等に多く使用される水晶デバイスや圧力センサーといった電子部品向けに、耐湿・耐水性等の信頼性に優れ、大気・窒素・真空いずれでも400℃以下の低温気密封止が可能な環境適合バナジウム系低融点ガラスVaneetect(バニーテクト)を製品化し、4月より量産を開始します。現在、国内外でサンプルワークを進めており、お客さまに一部採用され始めました。今後のAV・OA機器、モバイル機器等の周辺材料市場の拡大に合わせ、2015年度年間売上高20億円を目指します。
近年、AV・OA機器に加え、スマートフォンや、タブレットPCといったモバイル機器の伸長と、車の電子化に伴い、水晶デバイスや加速度、圧力等を測定するセンサーといった電子部品の需要が増加しています。これらの多くは、400℃を超えると素子や金属材の熱劣化が起こるため、鉛、フッ素を含む低融点ガラスや、高価な金−スズはんだ等を用いて400℃以下で気密あるいは真空で封止されています。しかし、従来の低融点ガラスは、耐湿、耐水性等の信頼性を低下させるほか、フッ素が揮発しやすいことから、電子部品の品質を向上する真空封止に適用できませんでした。これらの背景から、400℃以下で真空封止可能で、小型高性能、高信頼性、低環境負荷および低コストの要求を満たす新規封止材料が求められていました。
そこで日立化成工業株式会社は、株式会社日立製作所との共同研究により、従来、層状であるガラス構造を、添加剤を加えることによって、三次元網目構造へ変化させ、その網目構造の隙間にイオン半径の大きい元素や、低融性の元素等を多数導入させることで、耐湿・耐水性等の信頼性および、ガラスの低融点化を実現した環境適合バナジウム系低融点ガラスVaneetectを開発し、この度、製品化しました。本製品は、鉛、フッ素等を含まずに400℃以下の低温で大気・窒素・真空のいずれでも封止が可能な上、主原料のバナジウムはバナジウム廃棄物を資源として活用できることから低環境負荷・低コストを実現しました。本製品は、ガラス、セラミックス、金属などさまざまな基材に接着が可能です。現在、すでにお客さまに一部採用されており、4月より量産を開始します。なお本製品は、日立環境財団、日刊工業新聞社主催の第38回環境賞において優秀賞を受賞しました。
現在、さらなる低融点化に向けて開発を進めているほか、本製品を、エレクトロニクス関連の各種接着用途としても展開を図っています。日立化成工業株式会社は、水晶デバイスや、センサーといった需要の高まっている電子部品向けに、売上の拡大に注力し、2015年度年間売上高20億円を目指します。
本製品は、2012年2月15日(水)から17日(金)まで開催される「第11回 国際ナノテクノロジー総合展」(東京ビッグサイト東4ホール 日立ブースNo.B-05)」に展示します。
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